
今日は石膏デッサンの10分デッサンを行った。
対象は、Blenderで配置した石膏モデル。
モデルは BOOTHからダウンロードした3D石膏像を使い、光源を設定して観察した。
最初は「線でどこまで立体を表現できるか」をテーマにして描いた。
特に今回は、
- 光に当たっている部分は描かない
- 影側だけで形を伝える
- 陰影を塗らず、線だけで面を表す
ことを意識した。
描き始めの段階では、影側の線がすべて同じ強さになっていて、
「暗いから線を引いている」状態になっていたことに気づいた。
そこで、
- 影の中でも一番折れている面だけを強く描く
- なだらかな面は、線を引かないか極力弱くする
ように修正した。
また、顔や布を「説明しよう」として線を増やしがちだったが、
線を減らしても立体が残ることが分かってきた。
描かない判断そのものが、デッサンの力だと感じた。
台座についても、最初はただの四角になっていたが、
上面と側面の関係、床に落ちる影を少し入れるだけで
「空間に置かれた物体」に見えるようになったのが印象的だった。
今回の一番の学びは、
輪郭を描くのではなく、
内側の面を描いた結果として輪郭が残る
という考え方だった。
外形を守ろうとすると線が固くなり、立体感が弱くなる。
10分という短時間でも、
- 線の意味を選ぶこと
- 情報量を削ること
- 面の変化だけを拾うこと
を意識すれば、かなり多くのことが学べると実感した。
次は、
- 影側だけの5分デッサン
- 同じ石膏を複数角度から描く
ことを試してみたい。
アニメ絵に活かせる「説得力のある簡略化」に、少し近づいた一日だった。